こんにちは。
今回も前回同様ホームカラーのアッシュ系のカラーを実際に試してみて、色の出方や手触り、色落ちなどをレポートしていきたいと思います。
前回のシュガーアッシュ編をご覧ください。
完全保存版】市販のカラー剤アッシュ、グレーを黒髪、ブリーチ毛に試してみた。セルフカラー時の参考にどうぞ。フレッシュライトシュガーアッシュ編
過去に書いたメンズの初めてのカラーのやり方の記事が多くの方に見られていて、ちょくちょく問い合わせがあります。ですので実際に使ってみて、色の出方を見ていこう。という事になりました。
ホームカラーの染め方と合わせて見ていただいて、実際に家で染める際のカラー剤選びと染め方の参考にしていただけたらと思います。
セルフヘアカラーのコツとポイントを教えます!【黒髪から明るくする編】
ハイライトは家でも出来るって知っていましたか?美容師が教えるセルフハイライトの入れ方。
よろしくお願いします。
前回同様、ここの注意、アンダーカラーを知ろう!は大切なのでしっかり読んで下さいね。
注意
ヘアカラー(髪色)は髪質(太さ、固さ、メラニン色素量、ダメージ具合)に大変大きく左右されます。
そのため今回のカラーと同じになるわけではありません。ですが、実際に同じように染めてはいますので参考にはなると思います。
カラーされる際は自己責任でお願いします。
Contents
まず自分のアンダーカラーの髪色を知ろう!
じつはカラーをする際に一番大切になるポイントがアンダーカラーになります。
アンダーカラーとは今回のカラー剤を使う前の髪色の事をいいます。
おおよそのパターンでいくと、
まだカラーしたことのない黒髪。
1、2回カラーしている茶色。
結構明るくしているオレンジ色。
ブリーチで明るくしている金色。
そして、黒染めでしっかり染まっている黒。
この5パターン位になると思います。
黒染めしている髪にホームカラーを使うのはやめましょう。確実に思っている色にはなりません。どうしてもするならブリーチで一度限界まで明るくしてからにしましょう。
水彩画でもそうですが、色をのせる前の画用紙が白ではなく、色がついていたら実際に使った色にはならない事が想像つきますよね?髪の毛でも同じか事が起こります。
自分の今の髪色がどれくらい明るいのかをしっかり確認してカラーしていくようにしましょう。
実際染めてみよう!
今回も黒髪で、まだカラーをしたことないバージン毛の設定
黒髪からメガブリーチを使い40分放置して限界まで明るくした髪
ブリーチの使いかたのポイントはたっぷり、ためるように塗布します。
均等に塗布したらラップをして30分から40分放置をします。
初めての場合、シャンプーから上がって鏡で自分の髪色をみるとだいたいびっくりします。
そしてニーズの多そうな茶色の髪
明るさは7レベル。会社などでギリギリOKな明るさを用意しました。
では、実際に染めていきましょう。
今回使うカラー剤はこちら
こいつで染めていきます。今回も良い色出してくれよー!
では参ります!
箱を開けていきましょう。
入っていたのは、、、
こんな感じです。
これがカラー剤の1剤です。今回注目ポイントはクリームタイプのカラー剤という所です。
はたして、泡タイプとクリームタイプ、どちらの方が使いやすいのでしょうか?
そしてカラー剤の2剤。オキシドールですね。1剤と2剤は混ぜて使います。
今回はトリートメントは入っていませんでしたね。自前のトリートメントでしっかりお願いします。
説明書と、、
手袋(絶対ぶかぶかになるやつ)も入っていました。
今回はポンプフォームじゃなくクシ付きのキャップが付いていました。
入っていたのは以上です。ケープやカラークロスのような保護用の物は入っていないですね。
では、1剤と2剤を混ぜていきましょう!
混ぜます。そしてキャップを取り付けて、、
こんな感じになります。今回は泡タイプのカラー剤ではなく、クリームタイプのカラー剤になるのでしっかり振りまくって混ぜましょう!
はいっ!塗布していきます!
クリームタイプなので、泡タイプに比べると圧倒的なスピードで塗布することは出来ませんでした。
また、付属のクシの幅が少し小さくてちょっと塗りにくいかも。
とは言え、5分くらいですべて塗布出来ました(^^)/
手順は容器を逆さにして、軽く力を入れると、クシの間からカラー剤が出てきます。髪に馴ませるようにし、クシで全体に伸ばします。
クリームが少し固めなので、これでもかって位クシでといて下さい。
今回使用している”ミラーアッシュ”はあまり液だれする事が無く、飛び散ったりする心配はありませんでした。(一応下に新聞紙など敷いてやりましょうね)
全部塗布出来ました。
説明書には放置時間20分~30分と書いてありましたので30分放置してみます。
はいっ!30分経ちました。今からシャンプーします。
しゃかしゃか、、ジャー、、、
タオルドライ、、ごしごし。。
ドライヤーで乾かしていきます~!
完成ー!!写真じゃ少し分かりにくいが、グリーン系のアッシュになりました。パッケージの色に近い感じですね。
外で見るとこんな感じ!
やはりベースの色を明るくしておくと良い色になりますね(^^)/
続きまして、黒髪の方いってみます!
クシで全体に馴染ませながら、しっかりといて均一にしていきます。
前回の黒髪編があまりにも分かりにくかったので、今回はカラーを塗らない部分(黒髪の部分)を残しておきました。
黒髪の場合は明るくしていく事になりますので、しっかりラップをして下さいね。
そして30分放置していきます。
30分経ったのでシャンプーします。
今回は明るくなってくれよ!?
シャンプータイム、、シャカシャカ、じゃ~。
タオルドライ。。ゴシゴシ。
暗い?
ドライヤーで乾かします。
ほんのすこーし明るくなってんのか?
やはり黒髪からだとなかなか明るくなりにくいですね。
この違い、わかるかな~??
ちなみに外で見ると少し明るくなっています!これは確実に明るくなってるよね!
続きまして、注目の茶色の髪色からのスタートです。
前の黒髪、金髪同様に塗布していきます。今回もわかりやすくする為半分だけ染めていくようします。
くどいようですが、クリームタイプの場合はしっかりコーミング(クシでとくこと)して下さいね!
ここから30分放置します。
さてシャンプー!
楽しみじゃい!
シャカシャカ、ジャー、ごしごし。ドライヤ~。。
えっ、変わってる?これは思いもよらない結末か?
外で見ると、、
染めた方
染めてない方
見比べると、、
ちょっと違うよ!よくよく見ると確かに染めた方は赤みが無くなってアッシュになっています!ごくごく微々たる変化ですが赤茶がこげ茶になったイメージかな?
写真じゃわかりにくいけど肉眼で見るとまだ分かりやすいですよ。
あまり明るくは出来ないけど赤味がないアッシュブラウンが好きな方におすすめですね。
以上が今回の施術でした。また後日追記で色落ちについても書いていこうと思います。楽しみにしていて下さいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回の検証もとても楽しくできました(^^)/
では、プロとして感想と総評します。
結論
良い点
・明るめの髪色(10レベル以上)の髪に使用すると奇麗な色がでます。
・明るめの髪に使用するとパッケージに近い色(ミラーアッシュ)になります。
・手軽に染める事が出来る。
・飛び跳ねたり、液だれすることが少なく、部屋で染めても大丈夫。(一応下にカバー敷いてね)
・泡タイプより明るくなりやすい。
もうちょっとな点
・黒髪からだとあまり明るくならない。
・ベースの色を明るくコントロールする事が難しいかも。
・泡タイプよりは内容量が少なく感じる。ミディアムヘアが限界かなって感じです。ロングではまず足りない。
・自分ひとりで染める場合、泡タイプよりは髪に馴染みにくいので塗りにくい。が飛び散りは少ない為、人に塗ってもらう分には良さそう。
今回使用したカラー剤です。フレッシュライト ミラーアッシュ40g+80ml 約600円
600円でこのクオリティなら断然ありですね。
個人的な感想
事前にブリーチで少し明るくしておいてから、本品を使用するなら、完全に有りだと思います。そしてメンズからショート、ボブくらいまでの長さが一番おすすめかなと思いました。
クシがとても使いにくく感じたのでプロ用のハケを使っても良いかもしれません。
また、泡タイプでは出来ない、ポイントカラーやインナーカラーのオンカラー(ブリーチしてからかぶせるカラー)には塗布しやすくおすすめだと思いました。
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男性のファーストカラーにもおすすめ出来る商品でした。また次回も楽しみにしていてくださいね。
ありがとうございました。
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