こんにちは。
いきなりですが、最近ヘアケアに対しての意識が全国的に上がってきているように思います。
たとえば、一回明るくすると、次からは全くダメージがでないカラーとか、
ヘアカラーの新しい可能性。塩基性カラーとは何?家でも使えるヘアカラー!
アルカリ剤抑えたカラーも多くありますし、
さらに色味や艶、手触り、ダメージにもこだわったプレミアムカラーも出ています。
プレミアムカラーって何?話題のワンランク上カラーを説明します。
そんなわけで、今回は髪の毛について再度勉強するタイミングかな?
という事で髪の毛はどんな構造をしているのか紹介します。
Contents
髪の毛の構造
髪の毛は、キューティクル(毛表皮)とCMC(細胞膜複合体)を含むキューティクル領域。
コルテックス(毛皮質)とCMCを含む、コルテックス領域。
メデュラ(毛髄質)と呼ばれる3層に分けられます。
キューティクル
髪の毛の断面図の画像です。
皆さんご存知の通り
髪の毛の表面を覆っている物をキューティクルと言います。
ここから詳しく書いていきますね。
キューティクルは無色透明なうろこ状で、1枚で髪の毛の外周の1/2~1/3を包み、タケノコの皮や屋根瓦のように重なっています。
外部から見えているのは、1枚のキューティクルの上部20%ほどです。
キューティクル領域にあるCMCは、キューティクルとキューティクルの間に存在していて
キューティクル同士を接着して外部からの物理的、科学的刺激から
キューティクルを守って毛髪成分の流出を防ぎます。
また、水分を保持し、水や薬剤の通り道になっています。
キューティクル領域で髪の毛全体の10~15%を占め、髪の毛の
ツヤ、手触り、硬さを決定しており、またブラッシング等の物理的刺激や、
水や薬剤といった科学的刺激から毛髪内部を保護しています、。
といった難しい話です。簡単に説明するためよく海苔巻きで例えられます。
ノリの部分がキューティクルですね。
ノリがないと中のコメが崩れて、出ていってしまうし、手触りも良くないですよね。
キューティクルというのはそれほど大切というわけですね。
コルテックス
コルテックスは、葉巻状の形をしていて、縦方向につながり、比較的規則正しく並んでいます。
このため、髪の毛は引っ張っても簡単には切れません。
横方向は、コルテックス領域にあるCMCで接着されており、縦方向の引っ張りの強さと比較すると弱く、
枝毛になる等、裂けやすい性質をもっています。
また、CMCは水分を保持し水や薬剤の通り道になっています。
この、コルテックス領域が髪の毛全体の85~90%を占め、
水分を保持し、毛髪の強度や髪色(コルテックス内にあるメラニン色素による)を決定しています。
メデュラ
髪の毛の中心部にあるものをメデュラと言います。
しかし、細い髪の毛には無かったり
普通毛でも途中で途切れている場合もあります。
メデュラ単独での機能は分かっていませんが、弾力あ透明感、動きのあるツヤはメデュラを含む髪の毛全体で決定されます。
髪の毛の成分
タンパク質
髪の毛は、その大部分がケラチンタンパク質です。(爪もそうですね。)
残りがCMC脂質(脂肪酸、セラミド、コレステロール)
水分、メラニン色素、NMF等からなっています。
まとめ
今回は本当にお勉強みたいになってきましたのでここまでにしますね。
最後簡単にまとめていくと
髪の毛は海苔巻きに例えられる。
表面から
キューティクル(のり)があり、内側のタンパク質が出ないようにと、外からの刺激から髪の毛を守っている。
コルテックス(コメの部分)は、ほぼケラチンタンパク質で出来ていてメイン成分です。
メデュラ(きゅうりにしとこう。)はなぜあるのかわからない。
というふうになっています。
頭が疲れてきたと思うのでアホみたいな記事をあわせてどうぞ。
ありがとうございました。
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