こんにちは。
いきなりですが、パーマが思い通りにあたらなかったことはないですか?もしくは私の髪はパーマがあたらない、あてられないんだ。なんて思ってはいませんか?
あきらめるのはまだ早い、デジタルパーマを試してみましょう。
ちなみに、、アイキャッチ画像の石原さとみさんの髪型だって簡単にできちゃいます!
こんな方にデジタルパーマがおすすめだ!デジタルパーマがおすすめの方、髪質や髪型があります。
ロングヘアの方
コテで巻いたような、大きくてしっかりしたカールが欲しい
ネコ毛でコシがない髪の方
とにかく手入れが簡単なパーマにしたい方
くせ毛を抑えながらパーマがあてたい方
縮毛矯正をあてている方
その他、たくさんのメリットがありますので、特徴などをまとめ、通常のパーマとの違いについても書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。
Contents
通常のパーマとは(コールドパーマ)
まず初めに通常のパーマについて説明します。そもそもコールドって何?という感じですが、パーマの歴史を簡単に解説していきながら説明していきます。
パーマの歴史がどこから始まったかというと、20世紀初頭にドイツ人がアフリカ旅行中に現地の人が小枝に髪を巻き付けて、泥をつけて乾燥させて作るカールを目撃した所からスタートしたみたい、そこからホウ砂と高熱を使ってパーマをあてる方法を開発してこのパーマがアメリカでブームになったらしい。
次に開発されたパーマがチオグリコール酸を使ったパーマらしいです。ちなみにこのパーマが現在主流になっているパーマです。頭にターバン巻いて、1液2液とつけるパーマですね。このパーマは温める必要がなくパーマをあてる事ができます。
ん、、冷やしているわけでもないのになんでコールドなの?答えは簡単、チオグリコール酸の登場の前のパーマはもともと高熱を使ってあてていたものが基本だったので、熱を使わないパーマの方が”コールド”と名付けられたわけです。
もちろん諸説ありますよ。
というわけでコールドパーマというのは基本的には薬剤の力のみを用いたパーマ方法になります。
手順は
1.シャンプー
2.カット
3.ワインディング(髪にロッドを巻くことを言います)
4.1液塗布(還元剤)
5.中間水洗(1液を流します)
6.2液塗布(酸化剤)
7.流して、乾かします。
この流れが基本のパーマの施術になります。細かいウエーブスタイル、ソバージュやスパイラルパーなどが得意のパーマになります。対してデジタルパーマはコテで巻いたような、大きくてしっかりしたカールが得意のパーマになり、違った方法とメカニズムであてていきます。
デジタルパーマはコテで巻いたようなカールが得意であり、現代のヘアカタログなどに掲載されているショート以外のスタイルすべてが得意といっても過言ではないかもしれません。
デジタルパーマの施術の流れ
1.シャンプー
2.カット
個人的には、この段階でベースカット、毛量調整、骨格当て込み、等スタイルをほぼ完成させときます。理由は、デジタルパーマをあてる際コテで巻いたような形、雰囲気をイメージするのでこの段階でカットを完成させておいた方が完成度が高くなるからです。
3.1液塗布
デジタルパーマの場合はワインディングの前に、先に1液を塗布します。1液は還元剤を使うのでコールドパーマと同じなのですが、デジタルパーマの1液は液体ではなく、粘度があり少しドロッとしています。
現在のデジタルパーマの1液は、システアミンやGMTといったコスメ系の還元剤を使っていることも多く、髪への負担は大幅に減少しています。放置時間は15分~25分
4.1剤を流します
5.ワインディングしていく(髪をロッドに巻いていくこと)
スタイルにもよりますが、デジタルパーマのワインディングは縦巻きじゃなく平巻きで巻いていく事が多いです。理由はデジタルパーマの仕上げはドライヤーの熱を利用してくるくるさせていくのでワインディングの段階で方向性を決めない方がスタイリングに幅がでます。
通常のパーマより大きなロッドで数も少なく巻いていきます。ここからロッドをデジタルパーマのマシン本体とコードで繋いで熱を入れていきます。
6.デジタルパーマ本体とロッドをコードでつないで加温する
この作業が一番デジタルパーマの名前の由来になっていますね。コードでつなぐことでロッドを温める事が出来ます。100℃で17分の加温で大丈夫です。
7.2液を塗布
パーマ液の2液を塗布します。2液はリキッドタイプなので液体です。通常のパーマと同じになります。
8.ロッドを外す
ロッドを外したらこんな感じになっています。通常のコールドパーマよりパーマのあたりは弱く見えます。しかし、デジタルパーマの特徴の一つとして濡れている状態と乾かした髪の状態のカールに差ができにくいという事があります。というか乾いた状態の方がカールがしっかり、クッキリ出ます。
9.2液を流す
流した後の状態です。ここから洗い流さないトリートメントをつけて乾かしていきます。仕上がりはこんな感じ。
ドン!!完成!
とてもいい感じにあたりました。じつはこのデジタルパーマ、ドライヤーの使い方にポイントがあります。ドライヤーの使い方、ドライ方法を覚えるとゆる巻きスタイルからクリクリパーマまでさまざまなスタイルにスタイリングする事ができます。
ちなみにアレンジヘアとも相性は抜群に良いです。
先にデジタルパーマをあてる事で、ワックスなどが馴染んでアレンジしやすくなり、おしゃれな雰囲気も出てきます。
デジタルパーマ乾かし方、スタイリング方法
デジタルパーマほ形状記憶パーマとも言われていて、ドライヤーの熱を利用してカールを強くだしたり、逆に弱くしたりすることも出来ます。手順は通常のパーマよりも簡単です。
1.洗い流さないトリートメント等をつけます
2.パーマがあたっていないかのように適当に乾かします。ここでは通常、今まで通りの家での乾かし方で大丈夫です。とにかく完全に乾かしてしまう事が重要。
3.髪が完全に乾いたら髪を4等分に分けて、毛束をクルクルねじりながらドライヤーの風(熱)をあてていきます。3秒あてたら2秒冷やして手を離すとまるでコテで巻いたようなカールが出来上がります。
デジタルパーマが得意な事
デジタルパーマにも得意不得意があります。先にも紹介しましたがここで詳しく説明します。
ロングヘアの方 ロングヘアは得意です。熱の力を利用した形状記憶ができるのでカールを形成する力が強いです。むしろデジパ以外のパーマだと不可能だとおもいます。ロングの方は迷わずデジパがおすすめです。
コテで巻いたような、大きくてしっかりしたカールが欲しい コテで巻いたようなカールもデジパの得意技。ここも通常のパーマで作ることは不可能になります。
ネコ毛でコシがない髪の方 まず通常のパーマだとあたりません。デジパの熱を利用したパーマだとパーマがあたる可能性が出て来ます。
とにかく手入れが簡単なパーマにしたい方 ここのポイントもデジパの特徴です。通常のパーマですとカールを崩さないように弱風をあてて恐る恐る乾かす必要がありますが、デジパの場合いつものように豪快に乾かしてOK.朝のスタイリング時に髪をねじりながらドライヤーの風(熱)を髪に3秒あてて、2秒冷やして完成です。
くせ毛を抑えながらパーマがあてたい方 じつはデジタルパーマのメカニズムはストレートパーマのやり方に近いのです。ストレートパーマのアイロンをホットカーラーに変えたイメージです。このメカニズムにより根元をストレートで毛先をデジパというような方法の可能になります。
縮毛矯正をあてている方 基本的に縮毛矯正をあてている髪にはパーマをあてない方がいいのですがデジタルパーマの場合あてることは可能です。通常のパーマの場合は絶対にあてないようにして下さい。
デジタルパーマは本当に万能選手です。今ではパーマをされる方のほとんどがデジタルパーマでさせていただいています。そんな万能デジタルパーマですが、苦手な事もあります。
デジタルパーマが苦手な事
ショートヘア デジタルパーマは施術内容的に根元からあてることが出来ません。よってショートヘアには向いていません。
メンズパーマ ショートヘアと同じ理由であてることができません。
ソバージュやスパイラルパーマのような強めのパーマ デジタルパーマでこのようなパーマをあてる場合とても強い薬を使う必要があり絶対におすすめ出来ません。
この辺りのデジタルパーマが苦手なポイントさえ抑えておけば失敗することは少なくなります。ブリーチしている髪にはデジタルパーマもコールドパーマもあてることが出来ませんのでご注意下さい。
最後に
いかがでしたでしょうか?
今回は通常のパーマ(コールドパーマ)とデジタルパーマの違いやメリット、デメリットの話でした。
今までたくさんの種類のパーマをあててきましたが、個人的にデジタルパーマ本当におすすめですよ。
外国人風のくせ毛風パーマも大の得意なのでお試しくださいね。
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