30代女性にオススメの小説5選を紹介します。

こんにちは、読書の秋が近づいて来ていますね

という訳でオススメしたい小説を5選紹介したいと思います。

これらの作品は、人生経験を積み重ねた読者が共感できるテーマや、感動的な物語が魅力です。日常の疲れを癒し、心を豊かにしてくれる一冊を見つけてください。

1. 「コンビニ人間」村田沙耶香

現代社会における「普通」とは何かを鋭く問いかける作品。主人公の生き方に共感する部分があり、自己のアイデンティティや社会との関係を考えさせられる一冊です。

感想1

「普通」とは「治る」とは何だろう?上手に人間ができている、と安堵しているところには共感しかなかったし、相手の変化に対して「周りにこういう人が多いのだろう」という考え方は正にそうだなと思った。 大なり小なり、みんな周りや世間の考え方に合わせて、それに倣って生きていて、その窮屈さを改めて感じた。 いっそ古倉さんくらい徹することが出来れば逆に良いよな、とちょっと羨ましい気持ちになりました。

感想2

読み手によってかなり捉え方が変わりそうな内容でした。世の中で「普通の人」として生きる人は恐らく主人公の家族のような受け止め方をして、異質でホラー的に感じるのだと思う。私としては共感できる部分も多かった。 白羽くんのように道を踏み外すことなく(白羽くんにも理がある部分はあるが)、感情とは切り分けて物事を客観的に受け止められるようにしたい。

2. 「羊と鋼の森」宮下奈都

心に響く音楽のように静かで美しい物語。ピアノ調律師としての成長と繊細な感情を描き、癒しと感動を与えてくれます。自然や音楽が好きな方に特にオススメ。

感想1

例えるなら『海辺のカフカ』の澄んだ空気感と『蜜蜂と遠雷』の音の層を思い出しました。 板鳥さんが調律するピアノの音色に惚れ込み、調律師を目指すことになった外村。 先輩である柳さんや秋野さんの調律を“見て”“聴いて”“感じ“ 更に双子との出会いやスウェットの彼に衝撃を受けながら成長していく。 主人公の成長物語。…と括ってしまうこともできるけれど、 とにかくもう、音が森に変わっていく表現が美しすぎて…心がスッキリする作品でした。

感想2

調律師の物語、物語を楽しみながらも音を文字にしたかなり珍しい作品だと思いました。芯の通った主人公とそれを取り巻く人々の愛に心地良さを感じました。

3. 「図書館戦争」有川浩

未来の日本を舞台に、自由な読書と検閲の問題を描いたエンタメ作品。アクションやロマンスも楽しめる一方で、社会的なテーマにも触れており、読み応えがあります。

感想1

中高生向けのライトノベル風の娯楽小説。面白い部分もあれば、退屈な部分もある。『阪急電車』を読んだ時も感じたことだが、この作者はどうしてこうもありふれたテンプレートの話しか書けないのか。特に会話の質が低く、この年齢で読むのはなかなか辛い。子供向けだから仕方ないと自分に言い聞かせながら読み進めた。分かりやすい恋愛要素とアクションが中心のストーリー構成だが、子供の発表シーンだけはなかなか良かった。

感想2

第4回(2007年)本屋大賞で5位にランクインした作品。舞台は、書籍を検閲する「メディア良化法」と、それに対抗する「図書館の自由法」が共存する架空の日本。双方の部隊は武器の使用が許可されており、マシンガンを用いた銃撃戦も繰り広げられる。物語は、図書館の防衛部隊に配属された新人女性隊員と、彼女を指導する教官とのドタバタ劇を中心に展開。非常に楽しめた作品だった。

4. 「火花」又吉直樹

お笑い芸人であり作家でもある又吉直樹のデビュー作。芸人としての生き方や友情、夢と現実の狭間で葛藤する人々の姿をリアルに描いた作品です。

感想1

前半は盛り上がりを感じられず登場人物にも愛着が湧きませんでしたが、後半は話に引き込まれて一気に読み進めました。不器用だけど真っ直ぐな芸人たちの生き様が描かれていて、人生や進路は人それぞれだが、全ての努力には意味があるんだというようなメッセージを私は受け取りました。

感想2

最初はセリフが曖昧だからなのか、共感できなかったからなのか、あるいは私が芸人ではないからなのか、物語に入り込むことができずに読み進めるのが難しかった。しかし、物語が半分ほど進むと、ページをめくる手が止まらなくなった。最後の展開は予想外で驚かされたが、少しだけ二人のその後を見てみたいと思った。又吉直樹さんが感じるお笑いの本質や、その情熱が込められた表現が胸に響き、現役の芸人が描いたからこそリアルに感じられ、時折心が締め付けられる瞬間があった。「火花」というタイトルは、一瞬の輝きを象徴していて、この物語にふさわしい素晴らしいものだと思った。

5. 「かがみの孤城」辻村深月

いじめや孤独をテーマに、ファンタジー要素を絡めた心温まる物語。大人が読んでも共感できる深いメッセージ性を持ち、読後感も心地よいです。

これらの小説は、30代の女性が抱えるさまざまな感情や人生の局面に寄り添い、心の栄養となる作品ばかりです。ぜひ、次の読書の参考にしてください。

感想1

不登校の中学生たちが、鏡の向こうにある不思議な城で互いを知り、前へ進もうとする物語。ミステリーとしても楽しめ、「ヒントは最初から提示されている」と感じられる構成で、他にも多くの仕掛けがあり、終盤には大きな満足感を味わった。いじめを擁護するわけではないが、いじめられていた子どもたちにはそれぞれの「原因」が描かれており、そこに作者の思想が反映されているように感じた。

感想2

「あなたを、救いたい。」学校での居場所を失い、家に閉じこもっていたこころの前に、ある日突然、部屋の鏡が光り出す。光り輝く鏡を通り抜けた先には、まるで城のような不思議な建物が広がっていた。そこには、こころと同じように心に傷を抱える7人が集められていた―― なぜこの7人が選ばれたのか、そしてなぜこの場所にいるのか。全てが明らかになるとき、驚きと感動が押し寄せる。生きづらさを抱えるすべての人に贈る、心を揺さぶる物語。圧倒的な感動で、一気読み間違いなしの著者渾身の一作。

まとめ

いかがでしょう?どの作品もそれぞれも魅力があっていいですよね!

本はその時の気分によって読みたいものって変わりますよね?ぜひ参考にして読んでいただけると嬉しいです♪

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初めまして、オノです。 私は現役の美容師をしながら、筋トレや食事、運動のアドバイスもしています。このブログではお客様や、読者の皆様にプロが教える本当の情報をお届けできたらと思います。悩みや、疑問が少しでも解消され、豊かな人生を送るお手伝いができれば最高だと思っています。